東南アジア最大国、インドネシア
日本から飛行機で約7時間半、国土面積が東西に長く、横幅が、アメリカ大陸の横幅よりも長いため、国内時差が3パターンある国、インドネシアの首都、ジャカルタ出身のフランシスカ マリアです。インタビューへの参加は2回目です。今回は私が日本で興味を持っていることについてお話をしたいと思います。
日本で興味を持っていること「日本料理」
私が日本で興味を持っていること、1つ目は「日本料理」です。理由は、ありきたりな回答になってしまいますが、日本料理は野菜や魚介系を中心としていて、美味しいだけでなくヘルシーで体にいい料理が多いですよね。
私の母国インドネシアは多民族国家で諸外国の影響を受けた料理が数多く存在します。たとえば、日本でも有名なものといえば、「ナシゴレン（インドネシア版チャーハン）」、「ミーゴレン（インドネシア版焼きそば）」、「サテアヤム（インドネシア版焼き鳥）」だと思うのですが、味に強いインパクトがある料理が多いと思いませんか？カロリーも高そうだと思いませんか？実際、インドネシア料理には数えられないほどの香辛料が使われていて、ココナッツミルクを使用した料理や揚げ物も多く、日本と同じように主食はお米ですが、健康的でバランスよい食事をとるなら日本料理が最適だと思うので、私が食事をする時は、恋しいインドネシア料理よりも日本料理を多く選ぶようにしています。
日本で興味を持っていること「飲食店でのカロリー表示」
日本で興味を持っていること、2つ目は、飲食店でのカロリー表示です。私はよく、チェーン店の「大戸屋」を利用するのですが、日本では大戸屋以外のお店でも、メニューに料理別でカロリーが表示されていることが多いですよね？メニューを見ればどんな食材が使われていて、全部で何カロリーなのか知ることができるので、ダイエットをする時も、大戸屋を利用するだけで簡単にカロリー計算をすることができます。健康的な食生活をしたい人やダイエットをしたい人には素敵なサービスだと思うので、世界中の飲食店でカロリー表示されるようになればいいなと思いました。
日本で興味を持っていること「日本人のマナー」
■運転マナー
日本で興味を持っていること、3つ目は、日本人のマナーです。その中でも「運転マナー」と「温泉施設での入浴マナー」に興味を持っているので、そのことについてお話したいと思います。まずは運転マナー。私は日本の運転免許証を持っているので、旅行へ出かけた時はレンタカーを借りて運転することもあるのですが、日本の人は本当によくマナーを守りますよね。例えば、「ほとんどの人が制限速度を守って慎重に運転している」これを聞くと日本の方なら、「うん？当たり前のことですよね？」と、不思議に感じるかもしれないのですが、インドネシアでは違います。特にジャカルタではバイクが多いのですが、車もバイクも速度制限は気にせず、頻繁に車線変更をします。何故なら世界でも屈指の渋滞都市だからです。とにかく空いたスペースに、先に入った方が勝ち。日本のように「お先にどうぞ」と譲り合うシステムは存在しません。そのため、誰も道を譲らず車と車の間を2、3人乗りのバイクが車スレスレに通過していき事故になることも日常茶飯事です（笑）日本の人がジャカルタに訪れ、あの光景をみたら絶句するでしょうね（笑）まるでアクション映画を見ているような気持ちになると思いますよ（笑）
■温泉施設での入浴マナー
インドネシアでは基本、お風呂に入る時はシャワーのみですが、インドネシアは日本と同じ火山大国なので、硫黄臭が立ち込める温泉施設が数多くあり、足湯や温泉、サウナを楽しむことも出来ます。しかし、日本と大きく違う点が3つあります。まず1つ目は、大人数で入れる温泉施設のお湯は、基本掛け流しスタイルです。日本のようにお湯を入れ替えることはありません。2つ目は、温泉施設では男女混浴のため、水着着用で入るのが一般的です。3つ目、湯船浸かる前に日本のように体を洗って入る習慣はありません。温泉というよりもプールと同じ感覚で入ります。そのため、はじめて日本で温泉施設を利用した時は、「先にシャワーを浴びて身体を洗う」「自分が使用した場所は、次に利用する人のことを考えて綺麗にする」ということを知り、驚きました。でも、「次の人のことを考えて行動する」という考え方ができるのは素敵ですよね。最初は色々文化の違いに戸惑いましたが、日本の文化を日本の人と同じように体験できたので嬉しかったです。
少しずつ夢を叶えていきたい
日本へ留学してからすぐ、コロナ感染症が拡大したので、留学前に行ってみたい！体験したい！と思っていたことが殆ど達成できていないのですが、少しずつ前のように国内旅行が緩和されはじめたので、これから新たに目標をたて1つずつ夢を叶えていこうと思います。